こんにちは、都内営業職で1児の母ワーママのゆかりです。
当稿は、1歳20日で断乳したわが家の息子の成功談を綴っています。
これから断乳や卒乳を控えている皆さんは、「意を決して挑むもの」、そんな風に捉えているのではないでしょうか。
実際、試みて失敗してしまった例を沢山耳にしますよね。取り組むのは大変不安になることでしょう。
我が家は、この断乳という困難な試練を、ある病気を逆手にとってクリアすることに成功しました。
そこで今回は
・きっかけになった出来事
・断乳のメリット
・断乳のデメリット
の3つに分けて記したいと思います。
目次
きっかけは「ヘルパンギーナ」
断乳のきっかけとなったもの。それは乳幼児特有の感染症“ヘルパンギーナ“でした。
ヘルパンギーナに限らず、“体調不良“の関係で“母乳を積極的に飲まなくなった“らチャンス。比較的楽に遂行できるに違いありません!
※ヘルパンギーナとは
エンテロウイルスが原因で起こる感染症です。
5歳以下の乳幼児を中心に夏期に流行し、風邪症状と共に口の中に発疹が出ます。
幼稚園・保育園等の集団生活の場や、家庭内で広く感染するため、小さなお子さんのいるご家庭では気をつけたい病気です。
https://medicalnote.jp/contents/171206-005-KU
『Medical note ヘルパンギーナの症状と対処、予防-口の中に発疹が現れたら?』より引用
水泡がしみて母乳が飲めなかった
母乳を飲むと喉の周りにできた水泡(口内炎が喉に沢山出来るイメージ)がしみて痛いらしく、拒否(というか嫌がっていた)してきたのです。
辛うじてos-1のような低刺激な飲料水なら飲んでくれましたが、食べ物も含めて全般的に口に入れられるものが限定されてしまったので、対応に困りました。
ですがこういったときは、栄養面は気にし過ぎず、食べられるだけマシということで
(その時はゼリーでした)、それを買い込んで食べさせてあげました。
そして、折角飲みたがらないこのチャンスを活かそう!と
”そのまましれっとこのまま断乳をしちゃおう!”ということになったのです。
断乳に要したのは2、3日
初日はしばらく泣きじゃくり諦めがつかなかったようですが、主人が全面的に協力してくれ、2日目以降はある程度諦めもついたらしく徐々に慣れていってくれました。
余談ですがこれ以来、しばらくの間(2歳くらいまで)寝かしつけは主人の方が上手でした😎
夜泣きの時も、真っ先に息子は主人のところへいって抱っこしてもらい、そのまま入眠していました。
晴れて断乳に一発成功した私たちですが、その後いくつもの副産物に気が付きましたので、次項でご紹介いたします!
注意
母乳は卒業したとしても、月齢によってはミルクやフォローアップミルクで補給が必要です。うちの場合もまだミルクは必要だったので、市販の粉ミルクを飲ますようにしました。
当時息子は保育園ではミルクを飲んでいた為(0歳9ヶ月で入園)、切り替えは至ってスムーズでした。
お子さんが保育園へ通っていなくても、可能であれば母乳だけではなく保険として粉ミルクも飲めるよう混合に移行していくことをお薦めします(混合を薦める理由については別記事で紹介します)。
断乳のメリット 7つ(1歳の場合)
私が実際に感じた、断乳で得られたメリットを6つご紹介しますね。
✔︎寝かしつけ時ママの体が楽
✔︎ミルクだと途中で目が醒めることが少なくなる
✔︎他人や施設等に預けることができる
✔︎公共の場でも人目を気にせず授乳できる
✔︎乳房へのダメージを軽減できる
✔︎普通のファッションを楽しめるようになる
✔︎乳腺炎の心配がなくなる
寝かしつけ時、ママの体が楽
寝かしつけを添い乳で行なっていた私にとって、これは大きなメリット!
添い乳をすると変な体勢を取らざるを得ないため、腰を含め身体中痛くなるものです。
ミルクだと途中で目が醒めることが少なくなる
添い乳だと眠りが浅く頻繁に夜中に起こされますよね?
でもミルクのみにしてからが、寝る前に粉ミルクをたんまり飲ませると
”眠りが深くなり一晩中一度も目を覚ますことなく”朝を迎えられたのも、断乳してからでした。
産後その日から夜の睡眠をじっくりしっかり取ることができなかったので、
「夢にまでみた…!やっとだ…!!!」と
感動のあまり泣いてしまいましたヽ(;▽;)ノ
他人や施設に預けることができる
母乳の代わりにミルクを飲みますよね。
そうすると、ママとずっとべったりじゃなくても良くなります。ライフライン(大袈裟w)が、
「ママ以外あり得ない!」から、「誰でもOK♬」になります。
パパはもちろん、おじいちゃんおばあちゃん、または一時保育やベビーシッター等。
すると、やっとママはゆっくり美容院に行ったりできるんです♬
公共の場で授乳をしなくて済む
これ、結構ストレス&ヒヤヒヤしますよね。やむを得なく公共の場で行うことが多々ありますので。
特に男性が近くに居ると、「僅かな隙間から見えちゃったらどうしよう」と無駄に心配になったり(笑)。
でも、もうそんな心配からは卒業!!ミルクなので楽チンです♪
乳房へのダメージがその分軽く済む
授乳をまだしている間は胸が張っているので気が付かないですが、やめた途端、一度膨らませた風船の如く、
ショボーンと萎んでしまいます(つД`)ノ
「おっぱいケア」なんて言葉があるくらいですがら、やはり授乳後の胸を重視している方は多いようですね。
当然ながら物理的に、授乳期間と胸のダメージは比例していくのです。
余談ですが、私には4つ下の弟がおり、4歳まで惰性で母のおっぱいを吸っていたそうで(笑)、母の胸はかなり残念なことになったのだそうですwww
普通のファッションを楽しめるようになる
授乳が終われば、胸の張りや膨張が無くなりますので、コンパクトな胸(元のサイズ感に戻る)になります。
ですから、もう”授乳服”着なくていいんですよ〜!!
「この服だと授乳できないかな、これなら前ボタンだから…」などと考えなくていいんです!純粋に「着たい服が着られる」。
これもかなりポイント高いと思います!なんせ妊婦期間を含めると、ママは2年近くトレンドのファッションや服を楽しめなくなるんですから。
乳腺炎の心配がなくなる
当然ですが、母乳が出すぎるような方は乳腺炎のことで悩まなくてよくなります。
ちなみに私はそこまでドバドバ出てたわけではないので、この辺はあまり影響ありませんでした★
断乳のデメリット
前述のメリットに対して、デメリットはあるか?と考えてみました。
ほとんどデメリットは感じませんでしたが、個人差もあると思いますので念のため思いつくだけ挙げてみますね。
①持ち物が増える(しかも重量)
なぜかと言うと、
外出時はミルクをあげる為の粉ミルクとお湯と水を持ち歩かなければならないから。
もしくは、これらが完備されている施設を探す(たまにそういった施設があります)。
これを事前にチェックするのがまた微妙に面倒。また混み具合なども分からないので、結局持って行くことになったりします。
まあ、素直に3点セットは持ち歩きましょう!ww(お水は自販機で買うなどできるので粉ミルクとお湯だけでOK)。
②母乳の出が落ち着くまでは、乳腺炎になる恐れもある
(絞ることも基本的に×。刺激を与えることでまた母乳が生成されてしまうので)
断乳を決意できなかった理由
ちょうど1歳になった頃に、「いつ断乳しようかな?」とうっすら
考えていたのですが、躊躇する理由が4つありました。
1.夏は脱水症状を起こす恐れがあるので避けたほうがいいと聞いたことがあった(夏生まれの子なので)
2.0歳9ヶ月から保育園に通っている為寂しい思いをしているだろうから、その補填的な意味で母乳をあげるべきだと思っていた
3.数日間連休の時に実施することが世間の一般常識として語られていたが、近いうちに該当するような連休がない(通常の土日)
4.離乳食をほとんど食べてくれないので、わずかでも栄養補給になればという思いで授乳していた
このうち、4だけは、まあ
”母乳があるから離乳食食べない”=”離乳食食べないから母乳”
というような悪循環にはまっていましたね。ヤレヤレ^^;
まあ結果的に向こうから(息子)むしろ拒否してくれたので、こちらはあまり苦労なく乗り越えられたので本当に良かったです🤗
最後に〜断乳決行の前に大事なたった1つのこと〜

やるなら一貫して心が折れることなくやり遂げてください!
根負けすると、どんどんハードルが上がってしまいます。
なぜなら、赤ちゃんは賢いので「このくらいのレベルで泣きわめけばまた母乳がもらえるんだ」と学習してしまうので、1度負けてしまうと、2回目以降はさらにエスカレートして泣き叫ぶことになり、悪循環を引き起こすからです。
でないと赤ちゃん側はなかなか諦めがつかなくなり、余分にギャン泣きをすることになって可哀想だし、
親側(ママや協力するパパ)ももっと辛いです。
振り出しに戻るどころか、さらにパワーアップしちゃうんですからヽ(;▽;)ノ
いかがでしょうか。私個人的な独断でメリット・デメリットをそれぞれ列挙しましたが、明らかにメリットの方が魅力的ではありませんか?!
その子の性格や成長状況、子育て環境などにもよると思いますが、これから断乳すると言う方は、この機会に一度ご検討されてはいかがでしょう?