こんにちは、都内営業職で一児の母、ワーママのゆかりです。
子供が小さいうちは体が弱く、病院通いというお宅は多いのではないでしょうか。
うちもある持病の為、週に2回、最低でも1回は耳鼻科で診てもらっています。
それも、約1歳の頃から現在(3歳9ヶ月)まで継続して。
そこで処方されるお薬が漢方薬で苦く、1歳そこそこの子供に飲ませるのは一苦労。想像に難しくないと思います。
苦悩の末、我が家ではある最善の方法を見出したのです。
今回はその方法(グッズ)を紹介していきます!
目次
お薬を飲んでいる理由
まず、何故我が子はお薬を毎日飲まなければならないのかの説明が必要ですね。
更にその前に、何故耳鼻科への頻繁な通院が必要なのかに少し触れておきます。
それは幼児にはよくある「滲出性中耳炎」という耳の病気を患っているからなんです。聞いたことのある人もいるのではないでしょうか。
滲出性中耳炎とは
滲出性中耳炎とは簡単にいうと
「常に耳の奥に水が溜まっている状態」のことで、痛みや発熱はないのですが
放置すると”耳が聞こえなくなる”危険のある侮れない病気。
自覚症状がないため、小さい子供の場合は発見が遅れがち。
やはり子供がうまく会話をできるようになるまでは、面倒でも耳鼻科に定期的に通うべきかもしれませんね。特に保育園児は。
滲出性中耳炎とは
鼓膜の奥の中耳という場所に滲出液という液体がたまる病気です。
耳とは鼻は「耳管」という管でつながっている、気圧の調整などをしています。
耳管が上手く働かないと、粘膜からしみ出てきた浸出液が中耳腔にたまってきます。
痛みがないため気がつきにくいことが多い疾患ですが、小児の難聴の原因としては最も多いもので、慢性化すると難治性になることがあり注意が必要です。引用元:「ながくら耳鼻咽喉科アレルギークリニック」
https://nagakura-ac.com/滲出性中耳炎(しんしゅつせいちゅうじえん)

お薬が「漢方」
その治療に伴い薬が処方されるのですが、主治医が漢方を得意と(推奨?)しており、また、私たち親としても漢方と聞くとなんとなく安心なので基本的に漢方薬を処方されています。
もちろん漢方なので苦い。。。これを飲ませるのに最初は苦労したものです。
当初1歳0ヶ月w
いよいよ次項より、”楽に子供にお薬を飲ませる方法”をご紹介します。
その前に、一般的に有名な乳幼児向けのお薬服用補助の商品の使用感を正直に述べたいと思いますw
市販の「楽に服用できるゼリー飲料」などを試してみて
お年寄りや小さい子供向けに販売されている楽々服用ゼリー。
CMなどで見たことがあると思いますが、「お薬飲めたね」のシリーズなのが、それに当たります。
お薬飲めたねの使用感
【メリット】
それはもちろん、本人の気づかないうちに服用できること。
むしろ大喜びで服用(食べる)しますから^^
【デメリット】
その1:準備が面倒
うちが頂いている薬は粉末なので、当該品を使用する際はそのままの状態で混ぜることは困難です。
前準備が必要で、少し水を指し、指の腹でコロコロ転がしながら塊に(錠剤のように)する手間が掛かります。
また、この工程のために何か食器を使用することになり、洗い物が増える結果に。
①
②
③
その②:コスト
処方されている薬は朝晩の2回/日の服用なので、1ヶ月で60回飲むことになります。当然その分の購入代が嵩みますし、当然その回数だけ準備をするのも面倒。
ちなみに「お薬飲めたね」は定価が税込378円。
2、3回に分けて使用もできますが、やっぱりちょっと高い気がしてしまいます。
また、代用として通常のゼリーなどの食べ物に混入させる方法も試してみました。
ですが、やはり粉末の薬だと前準備が面倒で継続が困難でした。
朝のバタバタ忙しい時間にその工程は私には面倒に感じてしまったんです😭
何か他にいい方法ないかな〜?と主人と話していたところ、あることを思い出します。
「そうだ。あの時のアレだ…!!!」と閃きました。
アレとは一体?以下必読です⤵️
辿り着いたのは”針無し注射”
別の機会にお話しますが、息子は0歳11ヶ月の時に1週間ほど入院しました。その際、病院で使っていたのを見て、『これだ!』と思ったのです。
看護師さんが定期的にお薬を飲ませに来てくれるのですが、その時にサッと注射を取り出し、サササッとなんともスマートにこなすではありませんか!
・経済的 繰り返し使用できる
・価格が安い
・準備が楽
・汚れ物が注射器のみで楽
・洗浄が楽(水ですすぎ洗いのみ)
・軽量で小さいので携帯にも最適(旅行や帰省)
デメリット
・あくまで使い捨てなので、汚れてきたら購入しなければならない
(うちは数十回使用しています。なのでかなりお得)
デメリットは今の所このくらいしか思い当たりません✨
使用しているのはテルモの「シリンジ 2.5ml」
退院後現在の耳鼻科に通うようになり、それ以降漢方を服用。
入院中使用していた商品を早速主人がネットで注文。同じコンセプトの商品は世に沢山出ているので、全く同一商品かどうかは分かりませんが、主旨は同じです💡
うちが使っているのはこちら↓
現行品ですと、パッケージ仕様が若干変更しているようです。(我が家に届いた商品現物)⬇︎



飲ませ方〜薬の準備から飲ませるまで〜
薬の準備
①薬を1包にまとめる
2種類頂いているので、これを1つの包みにまとめる
②お湯を2、3滴入れ注射でかき混ぜる→完成!



飲ませ(注入)方
【注入時のポイント】喉の奥の方にダイレクトに入れる


いざ注入する時のコツがあります。
舌に薬が当たると苦味を感知して嫌がってしまいますので,
・口の端側から注射を入れる
・口の少し奥まで入れる
・舌に当たらないように喉めがけて発射
・注意!勢いよく出さない
これらをポイントにしてやってみてください。
嫌がる時の対処法
注射を使うとは言っても、本人も苦いものを飲まされることは段々とわかってきます。
そこでうちでは、慣れるまでの間しばらくは好物の果物ゼリーやグミをあげる代わりに飲ませる、という作戦をとっていました。
あまり条件付きはよろしくないとは思いつつ汗、時間がない中で行うためその辺は割り切っていました(割り切りも大事!)。
根気よく継続して習慣化する
子供って本当に賢いから、習慣づけさえ大人がしてあげれば、そのうち
「こういうもんだ」と勝手に認識してくれて、本人の中で習慣になっていきます。
こうなってくれれば、服用させる方としてはめちゃくちゃ助かりますよね♡
まとめ
如何でしたか?
毎日お薬を上げるのに苦労されているお宅で、ぜひ試してみてほしいと思います。
薬の服用、大人でも嫌なものですよね。カプセルならいいけど、粉末となるとやはり私も未だに苦手ですし、主人に至ってはカプセルでしか飲めません(情けないwww)。
それを0歳1歳の子供に飲ませるのですから、骨折れて当然です。
今回の投稿があなたのお役に立てて、少しでも楽になってくれることを祈っています。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。