こんにちは、ゆかりです。
先日転職をして新しい職場で勤務をスタートしているのですが、その職場で感じたことや勉強になったことを少しずつ記事にしていきたいと思います。
今回はそのうちの1つ、「失敗するから成長する」というテーマ。
ある出来事をきっかけに、失敗に対する概念が少し変わったのでそのエピソードを交えてお話しします☺️
「失敗してほしい」…え?
先日社長に言われた、ある言葉がずっと心に響いています。
それは、
”失敗してもらいたい”
というもの。
普通は社長が自らこんな言葉言うのは変なんじゃないかと思いますが、その真意はすぐに理解できました。
それは、失敗しないと成長しないからということ。
何にも躓かずにスムーズに仕事が出来たら、一見喜ばしいことのように見えますが
それは「コンフォートゾーン」が変化しない、つまり現状維持、もっと言うと成長をしないと言うこと。
もちろん、成長の必要のない方もいるでしょうから、どちらが良い悪いと言う話をするつもりは全くありません。ですが、個人的な好き嫌いで言えば、私は成長したいと思うのです。
どんな偉人であっても、生きている限り一生学びがあるものだと信じています。
そのくらい、我々は世の中の事はたった一握りしか知り得ないと言う事ですもんね。
きっかけはカッコ悪い自分を目の当たりにしたこと
さて、社長に言われたこの言葉ですが、それにはある経緯がありました。
上司に随行して商談へ伺ったあと、帰社してから創業者である顧問にその概要や、講師を務めてほしい理由などを説明しなければならなかったのですが、その説明を試しに私にやらせて頂くチャンスが与えられました。上司がその場で突然無茶振りしてきたというか…。
そこまで考えていなかった私は、突然のことで頭が真っ白に。それでもメモを取った手帳を穴が開くほど見つめ顧問に一生懸命たどたどしく話しましたが、言うべきこと(概要や大枠の簡潔な説明)が言えず、掻い摘んで記してあったメモを読み上げることくらいが精一杯でした。
そんな状況でも、顧問は優しいので「うんうん、そうか」と言いながらメモを取り聞いてくださっていました😭
そして結局上司が最後に簡潔にテキパキと説明して下さり、ことなきを得たんだのですが、その話し合いの最後に顧問が
「あんまり気張りすぎるなよ」
と私に言ってくださったのです。
…私の心情を察したのでしょうか。本当に言い当てられた気がしてびっくりしました。と同時に、涙が出そうに。
(これ書きながらまた涙目になっています笑)
そして、それに気が付いた上司が気に掛けて声を掛けてくれ、その次に社長に目が少し赤くなってるのがバレてしまい笑、事情を話したところ、冒頭の言葉を掛けてくれたのでした。
大事なのは当事者意識を維持すること
この一件を踏まえて、翌日から私が心がけることは1つ。
”当事者意識を持つこと”。
性格上、どなたか頼れる人が居ると、そのままの流れで甘えてしまうところがある(他力本願)ので、少し難しいのですが、自分一人で商談に挑んでいる気持ちで仕事に向き合うことを(商談中は特に)心がけたいなと思います。
ちなみに社長はこの時、同時に「僕もたくさん失敗してきたから」と添えてくれました。この一言も、私の気持ちを大変励ましてくれるものだったことは言うまでもありません。
改めて、突然の機会を与えて下さった上司、顧問、そして社長に本当に感謝。この場を借りて御礼申し上げます。
最後までご覧いただきありがとうございました。
次回もお楽しみにしていて下さい。